旬を迎えているさつま芋料理を継承米とご紹介。 <継承米×さつま芋> 収穫されたばかりのさつまいもで大学いも。 ほくほくのさつまいもに醤油味の甘い水あめをからめた大学いもは女子に大人気。 ご飯のおかずにもいいけど、おやつにもぴったり! 継承米とさつま芋を土鍋で。 お鍋の中で一粒一粒がしっかりと立ち、ピカピカつやつやな炊きあがり! ご自宅の継承米写真も是非見せてください♪ 今の季節大好き!! いつもに増して継承米のおとも探しが楽しいです♪ 「栗よりうまい十三里」 ダジャレを聞いて欲しいんじゃありません。 元禄(1690年頃)、江戸の町には屋台店がよく並びそこには焼き芋屋台が出ていたと言われています。 そこでは「栗(九里)より(四里)うまい十三里」とうたわれ、そのさつま芋はよく売れたとも伝えられています。 川越は江戸から十三里のところにあり、十三里は九里プラス四里。 つまり、栗(九里)よりも四里分もうまいと言う意味の、このシャレから川越のさつま芋は『十三里』と呼ばれるようになったそうです。 所変われば・・・さつま芋の本場、薩摩の国ではどうでしょう。 さつま芋はなんと『八里半』と呼ばれていて「栗(九里)の美味さに半里足りない」と、正直なところさつま芋も十分美味しいが栗の方が美味しい。というように伝えられてきたという話もあります。 好みの問題ですね。皆さんはどちらがお好きですか? ついでにもう一つ。 お鍋でいくら煮ても柔らかくならない芋って時々ありますよね。 そんな芋の事を『十里芋』と呼ぶそうです。 「とても、ゴリゴリ(五里五里)で美味しくありません」と。 Follow me!
今日はさつまいもの日、ということでちょっとした検証をしてみる。 栗よりうまい十三里 や 栗よりうまい十三里半 という慣用句?を聞いたことはないだろうか。 栗=九里 より=四里 九+四=十三 ということで、 九+四<十三 ということ。 元はというと、 栗>(蒸した)さつまいも という美味しさの関係式から、 さつまいも=八里半 として京都で売られていたりしたようです。 江戸でも八里半として売られていたようですが、 小石川の焼き芋屋が十三里として売り出したようです。 そこから、 という洒落が江戸で流行ったようです。 そしてもう一つの説として、 江戸時代のさつまいもの名産地として川越が挙げられます。 明治時代に尺貫法は 1里=36町 1町=60間 1間=60尺 のように決められたようです。 メートル法に換算すると、 1里=3. 9{27}km {}は順関節です。 分数になおしてみましょう。 100x=392. 7{27} …(1) x=3. 9{27} …(2) (1)-(2) 99x=388. 8 990x=3888 x=3888/990 x=216/55 ∴ 1里=216/55km という換算式でした。 13里=2808/55km=51. 05{45}km 13里半=2916/55km=53. 0{18}km Googleマップで日本橋から川越の時の鐘までが41kmちょい。 41kmを里に換算すると、 41km×55/216=2255/216=10. 439{814}里 11里にも満たなかった。 まぁ、江戸時代と明治時代の尺貫法に誤差があるだろうし、 実際のさつまいもの産地が川越城下であるわけでもなく、 川越街道から多少離れていたと考えれば、 十三里も十三里半も誤差の範疇なのかもしれません。 現代の流通であれば、日本全国どこのさつまいもも取り寄せ出来るだろう。 海外でも日本のさつまいもは甘くて美味しいと評判です。 さつまいもを食べながら、こんな話題で盛り上がるのもよいだろう。 ではでは