三十路過ぎても こんな感じ 店員のオヤジも昔ヘヴィーメタルバンド 夜を使いはたそう 太極拳の爺がむくり 起きるその前に だよな 放て! いくつもの夜を使い果たして 気づけば 君以外 行方不明 朝焼けを山手線で運んで走る帰路 Before Sunrise そう Sunrise 急げ いまなにか言われたら空が泣き出しそう ってか一体なんの話だっけ?
Artist: STUTS Album: Pushin Writer: PUNPEE Composer: STUTS Release Year: 2016 Number: PECF-5001 STUTS Beats PUNPEE ベイベー フィルムみたいな朝もやが デジタル化された街を 静かに浄化してく 午前未明 どこから話そう ちぎれた記憶の脚色作業 あー,,, たしかこう 最近じゃ少し忙しい こんな週末は宝石のよう "上がれちゃう きっかけを ひっかける" 韻固ぇし いい事おきんじゃね?今夜! 1, 2, 3, 4あー,,, 5人 2台のタクでさぁ あの街に 灯る街灯 人混みと しがらみを タクシーの窓の画角に 我らビートニク 得意の"ひたむきさ"はこの際 わすれて 報われよう 信じられないよ さっき見た映画より この夜が長くなるなんてさ だよな 放て!! いくつもの夜を使い果たして 気づけば 君以外 行方不明 朝焼けを山手線で運んで走る帰路 Before Sunrise そう Sunrise 急げ いまなにか言われたら 空が泣き出しそう ってか一体なんの話だっけ? しゃしゃった眼鏡フェイス ボンボンな才能 from 板橋の放蕩息子 YO 出来は普通だぜ HALH 人 HALF P でも夜に再生スーパーナメック (HEY) 作ろうとしないで作った曲を武器に 日々闘うよ さあ繰り出そう 人気のない夜の先々に 案とヒントは眠ってる ブンブン 唸るベースがブームになる Posted By: PetitLyrics Number of PetitLyrics Plays: 3157
PUNPEE) 」。 そのキャッチーさから大きな注目を集め、即日完売となったのです。 その後は皆様も知る通り。 黒縁メガネの小さな日本人ラッパーは、今日も世間を騒がせ続けています。 歌詞
まずはSTUTSさんの音楽ルーツを紐解いていきたいんですが、最初に買ったCDは何ですか? 小6の頃に買ったCHEMISTRYのファーストアルバム(『The Way We Are』)です。最初はシングル曲目当てで買ったんですけど、アルバムに「BROTHERHOOD」というDABOさんをフィーチャリングした曲があって、そこで初めてラップというものを聞いたんです。「なんだろうな、この音楽は」っていう感じですごく気になって、ずっとその曲ばかりリピートしてました。 それがヒップホップへの目覚めにもなるんですか? そのときは、これがヒップホップだっていう意識がなかったですけど、そのあとRIP SLYMEとかKICK THE CAN CREWとかエミネムとか、当時流行ってたものを聴くようになって。そこに参加してるアーティストをどんどん掘り下げたりして、だんだんハマっていったんです。 小さい頃から、興味があるものは掘り下げていく気質だったんですか? ハマったらとことん調べるところはあったかもしれないです。あと、小学生の頃から何かしら自分で作りたがる子供だったんです。当時RPGゲームにハマったんですけど、自分でオリジナルのRPGゲームを考えて、キャラクターのHPとか数値を細かくノートに書き込んでました(笑)。 その後の中学時代はヒップホップにどっぷりという感じ? そうですね。中3くらいになると、BUDDHA BRANDとか雷とかMICROPHONE PAGERとか、わりとコアなものも聴くようになって。そんなときに、CDショップの試聴機でA Tribe Called Questとかが入ってるコンピを見つけたんです。それを聴いてクラシックなヒップホップにどっぷりハマって、それが自分のルーツになってるんです。 トラックを自作するようになったキッカケは? 中3のとき、最初はラップをしたいと思ったんです。でも、そのラップをするビートがないから自分で作るしかないかって。 自分でRPGゲームを作ろうとした発想と似てますね。 そうかもしれません(笑)。で、まずは数千円のドラムマシーンを買って来て、簡単なシーケンスを組んでみたのがキッカケです。高1のときにはそれじゃ物足りなくなってMPC-1000を買ったんです。それでビートを作っていったらどんどんハマっていって、自分はラップをするよりトラックを作る方が向いてるなって。 トラック作りを始めてからデビューに至るまでの間で転機になったことは?
2013年の大晦日に、「今年最後の曲を作ろう」と思って作ったんです。そのときは原型だけで、そのあといろいろ練っていったんですけど。 ノスタルジーがありながら、じんわりと高揚感や幸せな気分に包まれる曲ですが、それはひょっとして大晦日に作ったところにも起因するのかなと、今思ったんです。1年を振り返りつつ、新たなスタートを迎える年末の気分にリンクしてるなと思って。 確かにそれはあるかもしれないですね。最初はそういうことをあまり意識してなかったですけど、言われてみるとそうかもしれない。いろんなことを考えながらビートを作った記憶があるので。 PUNPEEさんにリリックをお願いするとき、どんなリクエストをしたんですか? 夕焼けとか朝焼けとか、そういう中間の時間帯で哀愁を感じるようなイメージがある曲なんです、と伝えました。その程度のざっくりしたイメージで書いてもらったんです。PUNPEEさんに書いてもらったものを二人で相談しながら練り上げていきました。 PUNPEEさんはこの曲をどんな思いで書いたと話していましたか? 「いい歌詞が書けました」って連絡が来たのが2016年の2月頃で。最近、「フリースタイルダンジョン」とかでヒップホップが世間に知られつつあるけど、本当にこのままでいいのかな?っていう期待と不安が入り交じった感じを歌ったと言ってて、本当にその通りの歌詞だなって。だから実は、クラブで遊んで朝帰りするときの夜明けと、シーンの夜明けを掛けてるんです。 この曲を聴いてると、胸の奥にずっと渦巻いてる熱いものをくすぐられるところもあるんですよね。「いつかやってやるんだ」みたいな気持ちを思い出させてくれるっていう。 そうなんですよ。できあがったものを聴いたときは本当に自分のことを歌われてるような気持ちになりました。ビートメイカーにも当てはまることを歌ってるなと思って感動したし、ひたむきに頑張ってる人の心情に重なるところもあるんじゃないかと思ってます。 普段、曲作りはどんな時間に、どんなふうに行ってるんですか? 最近は毎日作ってます。毎日ちゃんと朝起きて、午前10時くらいには机の前に座って作り始めます。で、昼休憩を1時間挟んで18時とか19時くらいまでやって、そのあと残りを作るときもあれば、音楽の本を読んでコードについて勉強するときもあります。 完全に会社員スタイルですね(笑)。 そうです(笑)。家で作っている分、人の目がないのでしっかり時間管理しないとダラけちゃうなと思って。 作業部屋のこだわりは?