> F1ニュース記事一覧 > ホンダF1の"スペック3"エンジンはアメリカGPで導入か。35馬力アップでルノー超えとの報道も 投稿日: 2018. 09. 12 16:46 更新日: 2018. 12 16:47 ドイツのAuto Motor und Sportが、現在F1に参戦する4社のパワーユニット/エンジンのパフォーマンスに関するデータを独自に入手し、公開した。 この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています F1 Photo Ranking フォトランキング
現在のF1は1. 6リッターのシングルターボで、なぜ700馬力ものハイパワーを出せるのでしょうか?同じV6でも、もっと大排気量で馬力が小さいエンジンがあるのに…。それはF1のような純粋なレーサーだからこそできる、先進のパワーユニットが理由です。 最近のF1しか知らない方だと「1. 6リッターターボで700馬力なんてスゴイ!」と思ってしまうかもしれません。しかし、現在ほど規則が厳しくなかった時代は、もっとパワーが発生していました。 初めてF1にターボを採用したのは、1977年のルノーF1。 当時、BMWのツーリングカーなどで採用例はあったものの、まだまだ耐久性などに問題がありました。それを最高峰レースに使ったのですから、問題が出ないわけもありません。しかし一度結果が出たことで、当然各マシンにこぞってターボを採用し始め、エンジンサプライヤーの勢力図が大きく変わることになりました。 その当時のF1は、いまより 排気量 が小さい1. 5リッターターボエンジンでしたが、それでもはるかにハイパワーで1, 000馬力に手が届くエンジンがザラだったのです。 その時流に乗ったのが、エンジンコンストラクターとして参戦していた第2期F1時代のホンダです。 1987年、ウィリアムズFW11Bに搭載されていたホンダ RA163Eは、レース本戦仕様で公称1, 050馬力、予選アタック仕様では1, 500馬力を叩き出す化物エンジンでした。 スポーツカーのエンジンであれば、リッターあたり100馬力を超えるかどうかが高性能の指標という時代を考えると、リッターあたり1, 000馬力のRA163Eは、文字通り"ケタ違い"のエンジンだったのです。 それでもラップタイムを比較すると、当時より現在のほうがはるかに速いのですから、クルマはエンジンの馬力だけじゃないことが理解できますね。 なお、翌1988年にはマクラーレンにエンジンを供給し、レギュレーションにより馬力は抑えられたものの、圧倒的な強さで全16戦中15戦で優勝。マクラーレン ホンダといまは亡きアイルトン・セナに黄金時代をもたらします。 ホンダ自身も「F1で圧倒的な速さを誇ったホンダのターボ」として、フラッグシップモデルのレジェンドにウイングターボと名付けた可変ノズルターボ搭載車を販売していました。 愛車を高く売りたいとお考えの方は、 一括査定サイトで愛車の価格を調べるのがオススメ です!
トロロッソ・ホンダ、スペック3エンジンでロシアGPへ 2018年9月27日 ロシアから新型パワーユニットになる?!
コロナ禍の非常事態を乗り切って、新たなF1シーズンが開幕する。 2014年から新パワーユニット時代がスタート、すでに8年目を迎え、2022年からは更なる新時代F1が始まる。その新時代を迎えることなく、ホンダは今シーズン限りでのF1撤退を表明した。 しかし、2018年から始まったホンダとレッドブルグループとの共闘は、わずか3年の関わりで大きな成果を挙げてきた。そして現在、2014年以降圧倒的な力でF1を席巻し続けてきたメルセデスの牙城に迫る威力を持ち始めた。 文/津川哲夫 写真/Getty Images / Red Bull Content Pool 【画像ギャラリー】佐藤琢磨が開発ドライバーを務めたF1直系ホンダスポーツ!! 現行型NSX 厳選写真 15枚をみる 「最後の1年」に投入! ホンダ渾身の新エンジンの戦闘力は?
ホンダがスペック3となるパワーユニット(PU/エンジン)を投入した。投入されたのはレッドブル・ホンダの2台と、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトの合計3基。 アレクサンダー・アルボンへの投入を見送ったのは、トロロッソのふたりは前戦カナダGPまでにすでに3基のICE(内燃機関)を使用しているため、スペック3を入れると4基目となって最後尾スタートとなる。2台そろって最後尾からスタートすることを避けるためだった。