最近ものすごい勢いで使う人が増えているリップシンク系の動画投稿アプリ「Tik Tok(ティックトック)」ですが、この手のサービスにはいつも音楽著作権の話がついてきます。 Tik Tokを見たことがある人はわかると思いますが、Tik Tokには、国内・国外含む様々な楽曲をBGMに作った動画が投稿されています。見たことがない人は、ダウンロードしてちらっと覗いてみてください。 TikTok ティックトック 開発元: TikTok Pte. Ltd. 無料 これって実際、著作権的にどうなの?って疑問に思っている人も多いと思うので、僕も音楽業界にいた端くれとして、意外と複雑な音楽の権利の話を書いてみます。 Tik TokはJASRACと契約済み!
とまぁ、ここまで音楽の権利について書いてきましたが・・・実質的には、ある意味無法地帯のようにもなっています! Tik Tokを見ていると明らかにCD音源をそのまま使って作った動画もたくさんありますし、CD音源使ってサンプリングしたようなアレンジ版などで投稿されている動画が多々あります。 もちろん公式で提供されている音楽を使って、きちんとルールを守っている投稿もたくさんありますよ。 ただ、こういったサービスから流行りや有名アーティストが出てくることもあるので「絶対に悪い!」というわけではないですが、このあたり非常に難しいですよね。 今は著作権の侵害は親告罪(著作権者しか申立できない)ですが、今後、著作権の非親告罪化(誰でも申立できる)も、よほどのことがない限り施行されますので、第三者が見つけ次第、手当たり次第、著作権侵害で訴えまくるってケースも出てくるかもしれません。 個人的にも、このあたり、どうするのがアーティストにとってもユーザーにとって幸せなんだろうって常に悩んでいます。 Tik Tokみたいなサービスは、間違いなく今の音楽業界にとって非常に重要なサービスだと思うので、今後の同行にも注目です。 2018. 09. 02追記 Apple Musicとのパートナシップを締結したり、グローバルでは、ワーナーミュージックだけでなく、ユニバーサルミュージックやTaihe Music(中国の音楽業界大手)など、いくつかの音楽レーベルや出版社とも提携していますので、Tik Tok自体、著作権保護の強化には本腰を入れているようです。 TikTok ティックトック 開発元: TikTok Pte. 無料
こちらの記事で詳しく説明されています。 TikTokが急成長する裏で、割を食うアーティストたち ヒップホップデュオのiLOVEFRiDAYが初めてリリースした「 Hate Me 」は、ネットの"荒らし"のような楽曲だった。ミュージックヴィデオでは、デュオの片割れのスモークヒジャビ(Smokehijabi)と名乗る21歳のパキスタン系米国人女性ラッパーが、ヒジャブをかぶってマリファナを吸い、Nワード(黒人に対する差別用語)を連発している。 … FMラジオ局などでは、ON AIRリストをJASRACに提出して、再生数に応じた支払いがされています。 しかし、WEBやアプリでの楽曲使用と支払われる費用については、明確な基準がなく運営側の判断次第となっているようです。 Tiktokは、YOUTUBEのように、クリエイターが稼げるプラットフォームではなく、あくまで圧倒的なエンゲージや爆発的な拡散を狙っていく活用が適しているようですね。 Tiktokについてのアカウント活用や広告運用、コンテンツ制作については気軽にお問い合わせください。
ティックトックは動画内で、音源を使って口パクをしたり、ダンスをしたりするのが人気ですよね。 ティックトック内では、音源がたくさんあるのでそれを使えばいいのですが、登録されていない音源やオリジナル曲を使って見たいと思ったことはありませんか? 実はティックトックでは、自分で作ったオリジナル曲やアレンジした楽曲を登録することが出来るんですよ。 今回はティックトックでオリジナル音源を登録する方法を解説していきます。 ※ここで一つ注意していただきたいのですが、 他人の音源には著作権というものがあります。著作権の問題で使わない音源は使用しないでくださいね! 著作権については、下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください! TikTok(ティックトック)って著作権は大丈夫!?違反したらどうなる? TikTok(ティックトック)にオリジナル音源を登録する方法! ティックトックにオリジナル音源を登録する方法をご説明していきます。 まずは15秒の音声動画を作る ティックトックでは著作権などの問題があるため、 iTunes などの音源を直接保存することが出来ません。 そこで、保存するためにまずは音声動画を作成する必要があります。 動画作成アプリなどを使って、 15 秒の音声動画を作りましょう。 15 秒の音声動画というのは、ティックトックにアップロードできる動画の長さが 15 秒なので、そこに合わせて動画作成時に作っておけば音切れなしで動画作成が出来るので後々、楽です。 TikTok(ティックトック)で作成したオリジナル音源の動画をアップロード 次は上記の方法で作成したオリジナル音源の動画をティックトックにアップロードします。 それでは、ティックトックにオリジナル音源の動画をアップロードする方法を説明します。 1. ティックトックのアプリを開き、画面の下中央にある動画を作成する『+』をタップします。 2. 画面の右下にある『アップロード』をタップします。 3. メディアフォルダが開かれますので、作成したオリジナル音源の動画を選択します。 4. 選択した動画が間違いなければ、画面の右上にある『次へ』をタップします。 5. 画面が移動するので、画面の右下にある『次へ』をタップします。 ※動画を加工したい場合は、ここで加工をしてください。 6 .投稿までの最終画面が表示されます。 ここで「この動画を閲覧できる人」の、『すべての人』か『友達のみ』、『自分』を選んでください。 7.
自分で作った15秒の楽曲動画をアップロードするだけという、お手軽な方法でオリジナル曲のアップロードをすることができます。 調べてみてわかりましたが、Tik Tokは投稿するのも閲覧数のも本当に気軽にできて、この低いハードルが流行っている理由だなと改めて実感しました。 使ったことがない方も一度Tik Tokやってみてくださいね。 今回、素材に使わせてもらった わいざんのTik Tok 。ありがとうございます!