主食とは、人々が日常的(にちじょうてき)にもっとも多く利用する食べ物のことです。 一般(いっぱん)には、穀物(こくもつ)とイモ類が代表的です。 世界の年間生産量の多い順に、トウモロコシ(10. 3億トン)、小麦(7. 4億トン)、米(4. 8億トン)、ジャガイモ(3. 8億トン)。 このほかにもキャッサバ、大豆、サツマイモなどがあります。 参考 東京都オリンピック・パラリンピック教育 令和2年更新 お問合せ先 消費・安全局消費者行政・食育課「消費者の部屋」 こども相談電話 03-5512-1115
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投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部 2021年6月21日 日本は言わずと知れた米文化だ。その上、うどん・そば等の麺類、パンも数多く、主食には事欠かない。しかし世界を見渡すと主食事情は実に様々だ。「主食」という概念はアジア、特に日本独特の物で、中には主食が無い国も存在するのである。 そもそも主食とは人が日常的に3食の基本とする中心的な食料で、 主に炭水化物である穀類・芋類が代表である。 世界三大穀物とその他 主食には安定した収穫量が必要だ。人口比率でみると米を主食にしている人が圧倒的に多く、世界の約半分の人口が米を主食としている。その次が小麦、そしてトウモロコシが続き、これらは世界三大穀物と言われている。ジャガイモや大豆は三大穀物からは外れてしまうが大事な主食だ。主要穀物の生産量はアメリカと中国でほぼ占められ、アメリカは輸出も盛んである。 主食が無い国 米は日本を含むアジア圏で多いため、「米=おかずを食べるための主食」という概念がある。しかし、例えばヨーロッパでは小麦=パンを食べるために肉や野菜を食べる、わけではない。パンは決して食事の主役ではないのだ。ヨーロッパの人々は主食、副食という概念なく何でも食べており、肉が主食と言えないこともない文化背景がある。アメリカも人種が多種多様であることから定まった主食は無い。 2. 日本で米が主食になった理由 中南米では芋類、北アフリカではヤシ類も主食になっている。日本では約3000年前から稲作が行われており、米が主食になったのは気候や米の性質が日本に適合していたおかげだ。 偉大なる主食、米 日本は地理的に寒暖差と四季があり、米の収穫量を保つことが出来た。米は安定した収穫と同時に長期保存も可能だ。炭水化物が多くエネルギー源として大変優れており、1日700gの摂取で生命維持が可能なのである。 腹いっぱい食べられるか否か 主食である米が発達した分、おかずは米を食べるための存在でOKだった日本やアジア諸国。これに対してヨーロッパでは小麦だけで腹いっぱいにするより、肉類で補った方が効率よく食事出来た。偶然米作に適していた日本だが、主食があるのはとてもありがたいことだったのだ。 3.