ここから既に出てきたシーンの回想が一気に出てきます。ノートに書かれた「お前は誰だ?」、左手に書かれた「みつは」の文字、顔に書かれる「あほ」。。。しかしここから少し描画が変わってきます。「あほ」と書く時に三葉が見ていた鏡から瀧がその様子を見ている構図になります。そして瀧と奥寺センパイがデートする日に三葉が涙を流すシーンに続き、ここまでには描かれていなかった物語の断片が少しだけ見えてきます。 ・・・というところで今回はここまで。 ・三葉の幼い頃は宮水家は仲が良かった。 ・病院に飾られたお花には意味がありそう。 ・赤い紐は過去からの物語が繋がっていることの象徴。 ごめん!また10ヶ月空いてしまいました!続きます!
皆さんこんにちは。 2016年大ヒットの映画「君の名は。」。その「君の名は。」に登場して話題になっている「口噛み酒」という酒が存在します。今回映画の舞台ともなった岐阜県飛騨市の酒蔵である渡辺酒店より、"口噛み酒"風のお酒「聖地の酒」が発売されました。今回はそんな「聖地の酒」について紹介していこうと思います。 「聖地の酒」が再現した口噛み酒ってどんなお酒? そもそも口噛み酒とはどういうものなのか、映画を見たことのない方にも伝わるよう簡単にご説明致します。 「口噛み酒」とは古代の日本や台湾で、米などの穀物や木の実などを口に入れて噛み、それを吐き出して溜めたもののこと。古代の神事の際に造られていたと言われています。デンプンを持つ食物を口に入れて噛むことで、唾液中のアミラーゼがデンプンを糖化させるため、それを吐き出して溜めておくと、野生酵母が糖を発酵してアルコールを生成して酒が出来上がるという仕組みです。 「聖地の酒」はどんなお酒?
「口噛み酒」とはどんな酒? Joymsk140/ 「口噛み酒」は、米を唾液で発酵させて造る酒 「口噛み酒」とは、原料となる米を口のなかで噛み、それを吐き出して容器に溜め、放置しておくとできるお酒のこと。 なぜ、噛むことで酒ができるのでしょう? それは、穀物などデンプンを含んだ食物を噛むことで、唾液に含まれる「アミラーゼ」と呼ばれる成分がデンプンを糖化させるため。糖化したデンプンを放置しておけば、自然界に存在する酵母(野生酵母)が糖をアルコール発酵させ、お酒ができるという仕組みです。 「口噛み酒」は古来、大切な神事に使われる酒 「口噛み酒」は、2016年に大ヒットしたアニメ映画『君の名は。』で重要なアイテムとして登場。作中では、神社の巫女の家系に生まれた主人公が、神様に捧げるお酒として「口噛み酒」を造っていました。 「口噛み酒」は、日本古代の文献「風土記」にも描かれているように、非常に古くから造られていたようです。日本酒を造ることを「醸(かも)す」と呼ぶのは「噛む」に由来するとの説もあるように、日本酒のルーツとも考えられています。 「かむ/かもす」は「神」にも通じるように、古代の人々は、米の収穫や、自然の作用による発酵を、"神からの恵み"として感謝し、「口噛み酒」を神様に捧げていたのでしょう。 「口噛み酒」は現在では法律違反? Shaiith/ 「口噛み酒」の製造・販売は酒造法で禁止 「口噛み酒」を映画『君の名は。』で知って、自分でも「口噛み酒を」造ってみたい、飲んでみたい、と思った人もいるかもしれません。残念ながら、現在の日本では、酒税法によって日本酒を製造・販売するには免許が必要とされていて、無免許での製造・販売は禁じられています。 口で噛んで吐き出して造る「口噛み酒」は、衛生面での問題も懸念されるため、実際には試すことは許されません。 「口噛み酒」はどんな味わいの酒?
「蓮菜 聖地の酒」は口噛み酒ではありません。ですが、飛騨産の酒米「ひだほまれ」を使い井戸水を汲み上げて醸した純米吟醸酒を容器に入れています。 渡辺酒造店は最新の機械と古くからの手法を組み合わせてお酒を作っています。古川の氷点下7度を記録する寒さも美味しい日本酒の要因となっています。空調完備して造られたお酒とは味わいが違いますし、蒸し米が冷えやすく、水の雑菌も少ないためです。 聖地の酒を実際に飲んでみた感想 口当たりが軽く、柑橘系の風味がします。最初、果実酒を飲んだかと間違えるほどのフルーティー加減でした。後から日本酒の風味がやってくるため、数段階に分けて味わいを楽しめます。純米吟醸酒なので美味しいのは当然と言えば当然ですね。 容量420mlに対し、価格は税込み3, 240円とかなり高価です。 酒蔵でお酒を買う、という楽しみ方 あなたはお酒をどこで買いますか?
伏線考察その4┃糸守湖&彗星&ご神体の彗星画 それでは最後にこの映画の格となっている「彗星」について。糸守湖や彗星、ご神体に書かれていた彗星の絵など、すべてがちょいちょいと冒頭から小出しにされ、伏線となっています。 糸守湖が丸いのはなぜ? 三葉の住む糸守の町。そこには糸守湖というキレイな円形の湖があります。この美しい湖と糸守の町の全景は、オープニングの段階で観客に示されています。 円形型の湖というと、いわゆる火山活動でできたカルデラ湖を想像すると思います。しかし、物語の後半になって、この糸守には実は火山は無く、なんとこの糸守湖は、1200年前の彗星落下によってできたことが判明します(テッシー語り)。 ご神体に彗星の絵が描かれていた理由 三葉の口噛み酒を持って三葉の中に入った瀧が、ご神体に行く場面があります。その場面で描かれているのが、ご神体にある彗星の絵です。なぜ、ご神体に彗星の絵が描かれているのでしょうか? それは、後半のテッシー談を聞けば明らか。そうです。糸守の人たちは、1200年前に彗星の落下という惨事を経験し、この厄災から糸守の町を守らなくてはならないと強く願ったからこそ、ご神体に彗星の絵を描いたのです。 三葉の入れ替わりは1000年も前から仕組まれたもの つまり、三葉と瀧の体の入れ替わり、そして彗星落下の日に瀧が三葉の中に入って彗星落下を阻止するため奔走すること……すべてが1000年以上前から仕組まれたことだったのです。 こう考えると、彗星を呼び寄せる力のある糸守という町の不思議さ、そして、その自然の驚異でさえも跳ね除ける力のある宮水の不思議さが際立ちます。 伏線考察その5┃町長の父親 三葉の父は糸守の町で町長をしています。母の死後、別居している父親と三葉らは、あまり仲が良くないよう。三葉が糸守に彗星が落下すると父親に進言したときも、妄言と一蹴。しかし、最終的にはかなりすんなりと三葉の意見を聞き入れ、糸守の町を守ることに成功しました。 果たして、父親はどうして三葉の意見を聞き入れたのでしょうか?これも、いくつか伏線が張られていますが、実は映画の中ではあまり詳しく描かれていないことも。ここでは小説版も参考にしつつ、まとめてみます。 三葉の中に瀧が入っていることを見破った!
という 言い訳 をつくることで 安心 させようと言うわけだ。 そこまで エロ くないですよ、 健全 ですよ。 というわけだ。 最近 エロ の 手法 を取り入れ たにし てはこの辺の技巧に非常にしびれたし、単純に うまい なと思わされた。 なんとなくこの辺で瀧君を「 ちょっと エッチ な 東京 から 来た イケメン 」という卑近さを生み出すの 成功 しているような気がする。 股間に手を出すのはアウトだが、胸なら ギリギリ という非常に危うい ライン だ(瀧が三葉の 状態 で トイレ に行く 描写 がないのはそういうことだろう。三葉in瀧ではあるのに)。 その他こま ごま した部分を含めてその辺の舵取りはかなりきっちり詰めたのだろう。 お見事でした。 しか し、この入れ替わりシーンは置いておくとして 問題 になっているのは口噛み酒のシーン である 。 特に 四葉 が三葉に口噛み酒を 販売 すれば売れる!