敵と味方、過去と未来、出会いと別れ。 遺志と意志が交錯し、物語は急転を始める。 ままでは決して終わらせない。 たとえそれが世界の理に反する願いでも、この結末は認めない。 これは地上一万メートルの上空で始まる新たな冒険劇。 探偵はもう、死んでいる。 の関連作品 この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています 無料で読める 男性向けライトノベル 男性向けライトノベル ランキング 作者のこれもおすすめ 探偵はもう、死んでいる。 に関連する特集・キャンペーン
TVアニメ7月放送開始! 大人気シリーズ待望の第五弾。 高校三年生の俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。 「あんたが名探偵?」二度目の始まりは一ヶ月前、夕暮れの教室。ぬるま湯の日常の中で、俺は同級生の探偵助手になった。 それから――彼女は俺を抱き締めて、叱って、泣いて、笑って、勝手に死んだりしないと誓って、共に世界の理に反する願いを追い求めて、宿敵と死闘を繰り広げて――そして、死に別れた。 また一人生き残ってしまった俺は凍える冷水の如き現実に溺れている。 だけど―― 「助手。もう一度、仲間を助けに旅に出よう」 ……ああ。俺達がここで終わって良いはずがない。 だってそうだろ? これは助手が名探偵を取り戻し、ハッピーエンドに至る物語なのだから。 製品情報 発売日 2021年5月25日 定価 726円(本体660円+税) サイズ 文庫判 ISBN 9784046804402 試し読み 特設サイト 「探偵はもう、死んでいる。」シリーズ
ハイジャック犯VS名探偵。原作 二語十による、書き下ろしSS収録! 平凡な高校生の俺・君塚君彦は 完全無欠に巻き込まれ体質で、同級生の夏凪渚からの 突然の依頼もまた、この体質のせいだろう。 彼女の依頼により、移植された心臓の持ち主を探すため かつての敵、人造人間・コウモリの元へ。 そう、このコウモリとの出会いこそが 三年前、美しい探偵の少女・シエスタとの出会いでもある 上空一万メートルの飛行機の中だった。 心臓の持ち主は誰なのか、 それは、この2巻で判明される――。 原作 二語十による、書き下ろしSS収録! メディアミックス情報 「探偵はもう、死んでいる。 2」感想・レビュー ※ユーザーによる個人の感想です これは、アニメが楽しみになる、クオリティの高いコミカライズだ。すこし、非現実な要素が含まれているところが良い。シエスタがいない喪失感は君彦の中では強いのだろう。しかし、彼女の意思は渚に受けつがれている これは、アニメが楽しみになる、クオリティの高いコミカライズだ。すこし、非現実な要素が含まれているところが良い。シエスタがいない喪失感は君彦の中では強いのだろう。しかし、彼女の意思は渚に受けつがれている。それは、シエスタの意思がそうさせるのか、はたまた渚本人の好奇心によるものなのか、分からないが、間違いなく、君彦の喪失感は癒されるのではないだろうか。シエスタの意思が渚に受けつがれているならば、君彦の巻き込まれ体質は再燃していくだろうな。探偵はもう死んでいる。しかし、シエスタは君彦を見守っているだろう。 …続きを読む 18 人がナイス!しています powered by 最近チェックした商品
第15回MF文庫Jライトノベル新人賞《最優秀賞》受賞作 「君、私の助手になってよ」 四年前、地上一万メートルの空の上で聞いた台詞から、俺と彼女の物語は始まり――終わった。 俺・君塚君彦は完全無欠に巻き込まれ体質で、謎の黒服に謎のアタッシュケースを持たされたあげく、ハイジャックされた飛行機の中で、天使のように美しい探偵・シエスタの助手となった。 それから―― 「いい? 助手が蜂の巣にされている間に、私が敵の首を取る」 「おい名探偵、俺の死が前提のプランを立てるな」 俺たちは、世界中を旅しながら秘密組織と戦う、目も眩むような冒険劇を繰り広げ―― やがて死に別れた。 一人生き残った俺は高校生になり、再び日常というぬるま湯に浸っている。 なに、それでいいのかって? いいさ、誰に迷惑をかけているわけでもない。 だってそうだろ? 探偵はもう、死んでいる。 【電子特典!書き下ろし短編付き】
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ただひとり生き残った俺と、探偵の遺志が紡ぐまだ終わらない物語。 平凡な高校生の俺・君塚君彦は 完全無欠に巻き込まれ体質で、ハイジャックされた飛行機の中で 出逢った天使のように美しい探偵の少女・シエスタの助手となったのだ。 名探偵と助手は三年間にも及ぶ目も眩むような冒険劇を繰り広げ―― やがて死に別れた。 これは、それからさらに一年後。 ただひとり生き残った俺と、探偵の遺志が紡ぐ―― まだ終わらない物語。 メディアミックス情報 「探偵はもう、死んでいる。 1」感想・レビュー ※ユーザーによる個人の感想です 二語十さんの人気ラノベを麦子さんがコミック化…ということですが、原作は未読です。1年前に美少女探偵シエスタと死別した助手・君塚君彦は、同級生の夏凪渚から不思議な依頼を受ける…という物語ですが、予想外に 二語十さんの人気ラノベを麦子さんがコミック化…ということですが、原作は未読です。1年前に美少女探偵シエスタと死別した助手・君塚君彦は、同級生の夏凪渚から不思議な依頼を受ける…という物語ですが、予想外にコミカルでエッチですね(笑) ただ、渚や刑事の加瀬風靡の胸があまりに強調されすぎていて(シエスタも隠れ巨乳!? )、あまり僕の好みではありません…嫌いではないですが(笑) 1巻は、シエスタと君彦が出会った飛行機ハイジャック事件の途中まで。"あれ"の元の持ち主は予想できるものの、今後どう展開するのか興味津々です!
いいさ、誰に迷惑をかけているわけでもない。 だってそうだろ?
君が蜂の巣にされている間に、私が敵の首を取る」 「おい名探偵、俺の死が前提のプランを立てるな」 「大丈夫、君のパソコンの検索履歴は責任を持って消しておくから」 「……ちょっと待て。え、お前見た? 俺のパソコンの検索履歴、見たの?」 そんなバカな軽口も交わすようになった俺たちは、やがて、三年にもわたる目も 眩 ( くら ) むような冒険劇を繰り広げ── そして、死に別れた。 今はそれから更に一年、だから四年。 十八歳、一人生き残り高校三年生になった俺── 君 ( きみ ) 塚 ( づか ) 君 ( きみ ) 彦 ( ひこ ) は、日常という名のぬるま湯に足の先から頭のてっぺんまで、とっぷり浸り切っている。 それでいいのかって? いいさ、誰に迷惑をかけるわけでもない。 だってそうだろ? 探偵はもう、死んでいる。