お腹の右側が痛い時の原因は? お腹の右側が痛い時の原因は、いくつかあげられます。 もし 虫垂炎(盲腸)なら痛みが右側に広がり 、吐き気や熱が出ることもあります。 だんだん、痛みが強くなるようならすぐに受診しましょう。 クローン病は右下の痛み で、ほかに熱や下痢、倦怠感などの症状がみられます。 原因は、食物中の物質や微生物といわれますが、はっきりと分かっていないようです。 空腹時に右上に痛みがあるときは、十二指腸潰瘍かもしれません。 お腹の右上の痛みは、 ほかにも肝臓や胆嚢の病気 が原因となるときもあります。 なかなか自分では見分けがつきにくいので、自己判断はやめておきましょう。 お腹の左側が痛い時の原因は? 主な原因は、 ・胃炎(左上部) ・胃潰瘍(左上部) ・急性・慢性膵炎(左上部) ・急性腸炎(左下部) ・潰瘍性大腸炎(左下部) などです。 特に 大腸が炎症を起こすと、痛みや下痢が続くことがあります。 左側といっても、胃から大腸まで場所は特定しにくいですよね。 市販の薬を買うときは、痛みの場所に気をつけて購入してくださいね。 また、 女性の場合 は、排卵痛や生理痛、もしくは妊娠初期症状としてお腹の左側がチクチク痛むこともあります。 子宮内膜症や卵管炎、子宮がんなどが痛みの原因となっている場合もあります ので、痛みの経過を確認しておきましょう。 お腹の左側が痛い時の対処方法 男性の場合、お腹の左側がチクチク痛む場合にはすぐに病院で診てもらうのが安心 です。 女性で自分の月経周期を把握している方の場合は、排卵期や生理前・生理中の痛みだとだいたいの予想がつきますよね。 お腹をあたためたり、あたたかい飲み物を飲んだりすると痛みが和らぐことがありますよ。 しかし、妊娠の可能性がある方や痛みが続く場合には、男性と同じく必ず病院で診てもらいましょう。 両方が痛い時の原因は? 卵巣は左右両方にあるので、どちらに痛みがある場合でも、 卵巣出血・嚢腫・卵管炎 の可能性があります。 病気ではないのですが、排卵時にチクチク痛みを伴う場合もあります。 人によっては激痛の時もあるようなので、 調べてみても子宮に異常がなかったら、 排卵痛 かもしれません。 お腹全体が痛い原因は? ほかに、お腹の全体が痛い場合の原因として 便秘 が あります。 便秘に悩まされている人は、多いのではないでしょうか。 慢性化してしまえば、すぐに改善するのは難しいですよね。 悪玉菌がお腹に溜まった状態が続くと痛みの原因になります。 生活のリズムや食事で、腸の中を整えましょう。 便秘に効果的な食物繊維を摂れば便秘解消もしやすいですね。 こちらの動画では便秘におすすめの食物繊維の食べ物を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。 『食物繊維の食べ物で便秘解消!』 痛みの対処だけでなく、 腸がきれいになると肌も生き生きしてきます 。 無理せず良いリズムを続けて改善しましょうね。 お腹の下腹部がチクチク痛む原因や対処法は?
おなかのトラブルと対処法 腹痛 腹痛とは、「お腹が痛い」という症状を総称したものです。腹痛の部位、痛みの強さ、鈍い痛み(鈍痛)、さしこみ痛(疝痛)、発症のしかた、併発している症状などによって原因を特定します。胃や腸といった消化器系に起因するものだけでなく、循環器系、泌尿器系、婦人科系などに起因するものもあります。 腹痛の部位 上腹部で起こる痛み 心窩部(みぞおち)の痛みが多く、これは、胃、十二指腸、胆嚢、膵臓などの痛みを感じる神経が集まっているからです。特に、胃痛によるものが多いようです。 下腹部で起こる痛み 中腹部(へそ周辺)の痛みは腸の病気による原因がほとんどです。右下腹部痛では虫垂炎が代表的です。左下腹部痛では大腸の病気が疑われます。腸炎の場合には下痢の症状がともなうことがあります。その他に、泌尿器系や婦人科系疾患の可能性もあります。 このページをシェア:
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お腹が痛い、お腹が張る 、などは誰もがよく経験する症状で、様々なことが原因で起こります。 大半は、 食べ過ぎ や 飲み過ぎ 、 便秘 で 便 や ガス が溜まっている、といった、病的ではない腹痛です。 しかし中にはこの記事に書くような大きな病気が隠れていることもあるため、注意が必要です。 腹痛でみなさんが病院を受診した時、私たち医師が質問すること、つまり みなさんにチェックしてほしいことは決まっています 。 今回は、 腹痛の時に確認すべき5つのチェックポイント を解説します。 お腹の中には多数の臓器があります。 胃 、 小腸 、 大腸 、 肝臓 、 胆嚢 、 膵臓 などの消化器 子宮 や 卵巣 といった婦人科系の臓器 膀胱 や 尿管 といった泌尿器科系の臓器 これらはいずれも腹痛の原因になります。 特に女性の場合は、 妊娠に関わる腹痛 の可能性があるため注意が必要です。 この記事の末尾にチェックリストを用意しています。 受診時のメモとしても便利に使えますので、ぜひご利用ください。 また、下痢や吐き気・嘔吐を伴う場合は、 下痢のページ や 吐き気・嘔吐のページ も参照して下さい。 (注)症状だけで病気を診断することはできません。必ず医師の診察を受けましょう。 1. どんな始まり方でしたか?