カテゴリ:一般 発行年月:2000.12 出版社: 黙出版 サイズ:20cm/223,10p 利用対象:一般 ISBN:4-900682-53-5 紙の本 著者 色摩 力夫 (著) 日本の終戦は八月十五日ではなく九月二日である。国際社会の中で日本が自立して生きていくためには、まず降伏文書調印の日に回帰するべきであろう−。戦時国際法の第一人者が「降伏」... もっと見る 日本人はなぜ終戦の日付をまちがえたのか 8月15日と9月2日の間のはかりしれない断層 税込 2, 200 円 20 pt あわせて読みたい本 この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。 前へ戻る 対象はありません 次に進む このセットに含まれる商品 商品説明 日本の終戦は八月十五日ではなく九月二日である。国際社会の中で日本が自立して生きていくためには、まず降伏文書調印の日に回帰するべきであろう−。戦時国際法の第一人者が「降伏」「戦争」「国際社会の現実」を読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】 著者紹介 色摩 力夫 略歴 〈色摩力夫〉1928年横浜市生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。外務省に入省し、駐コロンビア大使、駐チリ大使等を経て、92年退官。現在、浜松大学教授。著書に「オルテガ」「国家権力の解剖」など。 この著者・アーティストの他の商品 みんなのレビュー ( 7件 ) みんなの評価 4. 2 評価内訳 星 5 ( 1件) 星 4 ( 5件) 星 3 (0件) 星 2 星 1 (0件)
岩波書店 井上寿一(2004)『戦後日本の外交構想』「年報政治学」 毛利徹(2016)「グラフィック憲法入門」 「大日本帝国憲法」( 【関連記事】
終戦記念日は9月2日? 8月15日。終戦記念日である。しかし、なぜ今日が終戦記念日なのだろうか。 1945年8月14日 ポツダム宣言受諾 8月15日 天皇陛下の終戦詔書の読み上げの放送(所謂玉音放送) 8月16日 停戦命令 9月2日 降伏文書調印 終戦の定義をなんと捉えるのかにもよるが、「戦争が終わる」ことととすれば、戦争が終わったのは9月2日である。また、ポツダム宣言を受諾し、降伏に合意した8月14日とすることも考えられるだろう。1945年8月15日は終戦詔書の読み上げの放送があった日でしかない。さらに、その終戦詔書の日付も8月14日。つまり、8月15日とは国民が日本が終戦をはじめてしらされた日でしかないのだ。しかし、知らされた日をもって終戦と語ることはできるのだろうか。やはり、降伏文書に調印した1945年9月2日をもって「戦争が終わる」、文字通り終戦と考えられるのではないか。ポツダム宣言の受諾を終戦と解釈するにしても、8月15日をもって終戦とするのは定義上は無理があるだろう。 では、百歩譲って8月15日を終戦記念日として、よくやられるようにそれの以前と以降でわり切れるのだろうか? 1945年8月15日以前以降でわり切れるのか?