2日前より背中が痛くなり、夜も眠れないと来院。 調理の仕事中、急に首から背中に痛みだした。翌日から、両腕が重くだるくなったとの事。(45歳男性) (初診時の症状) ① 首の痛み ② 背中の痛み(肩甲骨最下部の間)が特に痛む ③ 腰の痛み (治療とその経過) 背中が痛みベットに仰向けに寝られないので、座った状態で、首から腰まで背骨の状態を触診と動診(動かして症状を診る) 首を後ろに反る事が出来ない。腰も痛い。 先ずは、座ったままで首の整体(snag)を1回。頸椎4. 5番がある程度動き、痛みが幾分楽になる。何とか仰向けに寝られるように なったので、腰の整体(操体法S. P. A. T. )を左右1回ずつで、腰の痛みがほぼ消失。 次に、手首・肘・肩・肩甲骨の一貫整体法で、症状を確認した貰いました。 首を反ると、首が重い程度になったとの事。最期に仕上げで、頚椎の調整で終了。 (治療者からのコメント) この患者さんの症状は、調理の仕事でフライパンを持ったり振ったり、包丁を使う為両腕を酷使しています。 腕は肩甲骨から連動しており、腕をクレーンと考えると肩甲骨の間にある背骨に負担が掛かります。 肩甲骨の下の部分の高さに当る背骨(胸椎7番)に痛みが強くありました。 また、腰は4番5番付近が痛んでいました。
脊椎転移によるがん性疼痛 【主な症状】夜間に目が覚めるほどの脊椎周辺(頚部、背部、腰下肢)の強い痛み 閉じる